初回に行うこと

当院では、患者さんに生涯自分の歯で食べていただくことを目的に歯科医療をおこなっています。むし歯、歯ぐきの病気(歯周病)が繰り返しに起こることを防ぎ、治療していく方法はすでに歯科医療先進国スウェーデンの研究などにより解明されており、その原則に沿えば、多くの歯は一生使うことができます。

むし歯、歯ぐきの病気(歯周病)の状態や進行は個人によって異なりますが、その程度と原因を見きわめるために、初診時あるいは二回目時にいくつかの検査を受けていただくこととなります。一般的な歯科医院に比べ検査が多くわずらわしさや不安を感じられる方もいらっしゃると思いますが、これらはすべて患者さんの現在のお口の中の状態を正確に知るために、歯科医療先進国の医療基準に照らせばどれも欠かせない検査です。

1.口腔内写真

初診時のお口の中の写真を記録することで、治療終了後、またメインテナンス時に、治療による効果がでているか、悪化していないかの判断をおこないます。

2.歯周組織検査

歯ぐきの基本的な健康状態(腫脹、出血、骨の減具合、歯の動揺など)を調べます。歯ぐきの病気でもむし歯に似た強い痛みがでる場合がときにあります。

初診時の歯周組織検査で病気の状態が認められた場合は、歯科衛生士による初期治療中(お口の中の細菌量を減らす治療)、および終了時に治療効果の判定のため再度、検査をおこないます。

歯ぐきの基本的な健康状態(腫脹、出血、骨の減具合、歯の動揺など)を調べます。歯ぐきの病気でもむし歯に似た強い痛みがでる場合がときにあります。

初診時の歯周組織検査で病気の状態が認められた場合は、歯科衛生士による初期治療中(お口の中の細菌量を減らす治療)、および終了時に治療効果の判定のため再度、検査をおこないます。

3.レントゲン検査

小さなレントゲンフィルムを用いて、お口の中全体を12枚から16枚にわけて撮影します。大きく一枚で撮影するレントゲン撮影法に比べ、むし歯や歯ぐきの病気の発見率が非常に高いことが多くの研究で示されています。

この3つが当院での基本となる検査です。この他にも歯の型をとる検査、歯の神経の状態を調べる検査、歯科用CT検査を受けていただく場合もあります。