<歯科医師が解説>インプラントを長持ちさせるために大切なポイント

<この記事の要約>
インプラントを長持ちさせるには、治療後の設計とメインテナンスがとても大切です。

最新の研究では、インプラントの「土台(アバットメント)の高さ」や「被せ物の形」が、その後の骨の安定性や炎症リスクに影響することが分かっています。特に、土台の高さが2mm以上あると、骨吸収や炎症を抑えられる可能性があると報告されています。

当院では、設計段階から長持ちしやすい形を考え、さらに定期的なチェックとメインテナンスでトラブルを未然に防ぐ体制を整えています。インプラントをこれから検討されている方も、すでに入れている方も、「設計」と「定期ケア」が長持ちのカギです。

この記事は歯科医師の加藤雄大加藤大明が書いています。


インプラント治療は、失った歯を補うために多くの方に選ばれている方法です。しかし、治療したあとにインプラント周囲の骨が減る(骨吸収)、あるいはインプラント周囲炎(インプラントの歯周病)が起こることがあります。これらを防ぐことが、インプラントを長持ちさせるためにはとても重要です。

骨吸収やインプラント周囲炎を防ぐには?

最近の研究から、インプラントの「土台(アバットメント)」や「被せ物の形」が、その後の骨の安定性に影響することが分かってきました(Misch J et al., 2025)。

  • アバットメント(インプラントの土台)が短い(2mm未満)
  • そのうえで被せ物の立ち上がり角度が急(30°以上)

このような場合、骨が減りやすく、インプラント周囲炎のリスクも高くなる傾向があります。

一方で、アバットメント(インプラントの土台)の高さを2mm以上にすると、骨の吸収や炎症を抑える効果が期待できることが報告されています。

当院の取り組み

北欧歯科では、インプラントをただ「埋めるだけ」ではなく、骨や歯ぐきに負担が少なく長持ちしやすい設計を重視しています。
さらに、定期的なメインテナンスで歯ぐきや骨の状態をチェックし、早期に問題を発見・対処する体制を整えています。

北欧歯科で行ったインプラント治療。北欧歯科のインプラント治療の強みは、治療後の管理にあります。

インプラントを長持ちさせるためのポイントまとめ

  • インプラント後の骨吸収やインプラント周囲炎を予防することが大切
  • 土台の高さや被せ物の形が長持ちに大きく影響
  • 定期的な歯科でのチェックとメインテナンスがインプラントを守るカギ

まとめ

インプラントを長く快適に使うためには、治療直後の状態だけでなく、その後の設計やメンテナンスが欠かせません。
北欧歯科では、最新の研究や技術をもとに、患者さん一人ひとりに合わせたインプラント治療を行っています。

インプラントをご検討中の方、すでにインプラントを入れている方も、骨の吸収やインプラント周囲炎を予防して、長持ちするインプラントを一緒に目指しましょう。

インプラントについて不安なことがございましたら遠慮なくご相談ください。
当院のインプラントに関するページはこちら→https://yoboushika.jp/menu/implant/

[参考文献]Misch J, Abu-Reyal S, Lohana D, Mandil O, Saleh MHA, Li J, Wang HL, Ravidà A. Combined Effect of Abutment Height and Restoration Emergence Angle on Peri-Implant Bone Loss Progression: A Retrospective Analysis. Clin Oral Implants Res. 2025→https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC12066925/


<自由診療に関する記載(厚生労働省 医療広告ガイドライン準拠)>
【治療名】
インプラント治療(自由診療)

【費用】
・1本あたり50万円(税込)から
※症例により追加費用が発生する場合があります。(例:骨造成など)

【治療期間・通院回数の目安】
・治療期間:約6ヶ月
・通院回数:3〜10回程度
※口腔内の状態により前後します。

【リスク・副作用】
・術後の痛み・腫れ・内出血が生じることがあります。
・インプラント周囲に炎症(インプラント周囲炎)が起こる場合があります。
・清掃不良や習癖により再治療が必要となる場合があります。

【他の治療方法】
・ブリッジ治療
・入れ歯治療
※口腔内の状態により選択肢が異なります。